下部内視鏡検査の前処置として、患者さんには下剤を飲んでもらうことになるのですが
マグコロール散を使う場合もあれば、ニフレックを使う場合もあったり。
うちの病院では、以下のように使い分けをしているみたいです。
- 65歳未満 & 既往歴が特にない → マグコロール散
- 腎機能eGFR 50以上 → マグコロール散
- 腎機能eGFR 50未満 → ニフレック
少し調べてみると、マグコロール散はスポーツドリンクに味が近く、飲みやすいのだとか。
ただ、洗浄力が少し落ちてしまうらしい。
一方、ニフレックは、ほぼ体内に吸収されないので、血中電解質濃度などにも影響が出にくく、腎機能が悪い人でも使用できるらしいです。