【電子カルテの使い方】カルテの作り方
今回は電子カルテ「e-カルテNewtons2」のカルテ記載について説明します。
カルテの作成方法、編集方法、コンサルトの方法など、基礎的な内容になっています。
※私の病院では株式会社ソフトウェア・サービス「e-カルテNewtons2」という電子カルテを導入しています。
基本的にこのブログは、後輩の初期研修医たちに向けて、少しでも役に立つ情報を発信したいと思って作っているものです。
たとえ同じ電子カルテを使用していたとしても、施設によって、使用する職種によって使い方や画面が異なると思いますので、その点はご了承ください。
カルテ記載欄
ここでカルテの記載を行います。
文字は太字にしたり、色を変更することもできます。
手書きシェーマ挿入
「ペイント」ボタンをクリックすると、カルテ内に絵を描くこともできます。
タッチペンが使える電子カルテだといいのですが、普通のパソコン端末だと、マウスを使って頑張って描くことになります。
画像の挿入
「画像」ボタンをクリックすると、図・シェーマを挿入することができます。
顔や体、手などのイラストを選択すると、カルテ内に挿入できます。
人体のシェーマ画像を挿入して、具体的な創部をペイントで描き加えることができます。
定型文の貼り付け
「ワードパレット」ボタンをクリックすると自分で登録した定型文を入力することができます。
これはとても便利な機能なのでうまく活用してみてください。
記載途中のカルテのクリア
「クリア」ボタンをクリックすると入力中のカルテ内容が消されます。
消したくない場合は押さないように注意してください。
★カルテ記載中にカルテ画面を閉じようとすると、カルテ登録画面に移ります。
記載中のカルテ内容を登録しないでカルテ画面を閉じたい場合は、クリアボタンを押してからカルテ画面を閉じてください。
コンサルト
「コンサルト」ボタンを押すと、他医師宛てにコンサルト文章を作成することができます。
通常のカルテ記載と同様にカルテが登録されるのですが、同時にコンサルト相手に通知メールが送信されます。
カルテの登録
「登録」ボタンでカルテの登録を行います。
登録ボタンを押さなくても、カルテ記載中にカルテ画面を閉じようとすると、自動でカルテ登録画面に移ります。
カルテ記事の参照
登録したカルテ記事はここに表示されます。
カルテ記事をダブルクリック
選択した記事の再編集ができます。
この状態で保存すると、編集したカルテが上書き保存されます。
右クリックして「カルテ引用」
選択したカルテの記載内容が引用されます。
この状態で保存すると、新しいカルテ記事として登録されます。
右クリックして「カルテ部分引用」
選択したカルテ記事内の一部引用(抜粋)が行えます。
引用したい箇所を選択してコピーができます。
詳しくは下記のページでも説明しています。
右クリックして「削除」
登録したカルテを削除できます。
削除する際は、”重複投稿”や”誤って登録してしまった”など、削除理由の記載が必要となります。